素材の持つ魅力

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銀の持つ魅力とは・・・・

ということを真面目に考えてみました。

陶芸の作家先生や、金属の造型作家先生や、デザインのプロに直接話しを聞いたり見たり出来る
環境にあって、自分はそういうことをあんまり考えていなかったことに気付き、いまさら?ではありますが、
僕なりの考えを書きます。
  


   
        

銀はあらゆる金属の中で、光の反射率が極めて高いそうで、見た目に「美しい」のは言うまでもありませんが
その素材の面白いさは、「曲げたり」「ねじったり」「張り合わせたり」「削ったり」「溶かしたり」「打ち付けたり」
と、その制作技法によってじつに様々な表情を見せてくれるところにあると思っています。

もちろんほかのマテリアルとの組み合わせによってその表現方法が無限に広がるのは、他の素材とも
同じなのですが。

僕の専門「ワックス」による制作は、そんな「銀」本来が持っている素材の「味」を、ともすれば「軽視しがち」


そこでごくごくたまにではありますが、今回の写真のような、銀板を直接加工して制作することも
必要だと思っています。

もちろんキャストによって出来上がった作品に、これらの表面加工(メルト技法・・・・表面のみをバーナー等で溶かし、得られるテクスチャー)で味付けすることも可能です。

でもやはりワックスによる制作では得られない「雰囲気」「仕上がり」という意味では、地金を直接的に加工する
メタルワークには叶わないと思います。

むかしメタルワークで作ったドクロのペンダントは、ワックスで作るものと違い、荒いことは荒いのですが、
今でもお気に入りの作品です。

銀の板をどうやって組み立てていくか?という発想は、ワックスの塊から削りだしていく作業の間逆にあたるので、どちらのアプローチでもデザインできるように頭を柔らかくしておく必要があると思います。


制作の上での「銀」という素材は実に扱いにくいっていう風に思います。

酸化膜を取るのも、研磨して鏡面にするのも、巣(微小の穴)を消すのも、ロー付けするのも
他の貴金属に比べ面倒に感じます。

でもその面倒さが、僕が銀を好きな理由の一つであることも確かです。

しばらく置いておくと真っ黒になっちゃうのも、温泉に入ると真っ黒になっちゃうのも、そのあとの面倒な
研磨も実に面倒ですが、そのぶん磨けば輝いてくれる!そんなところが可愛いのであります!


銀ともっと仲良くなりたいです。



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コメント(2)

グワッ!!この作風!!モロ直撃です俺のハートを☆☆


銀は生き物だと思ってます☆

俺ももっと仲良くなりたい・・

銀はたまに超わがままになって僕の言うこと一つも聞きません。

今は仲良くしてくれていますが・・・・

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