「ためになるWAX講座  4」

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本日は「石留め」について僕なりに解説させていただきます。

結構ボリューミーになると思いますから、おしっこを我慢しながら見ると膀胱炎になりますのでお気をつけください。


上の写真は石留め後の完成写真です。 こちらの石は「ラブラドライト」という不思議な魅力あふれる石です。

僕の大好きな石の一つです。

「石」といっても今日では様々なものがあります。

貴石(きせき)と呼ばれる高価で貴重な宝石もあれば、砂場におちている石も
 
いってみれば「石」は「石」です。

でも綺麗に研磨された美しい石には人をひきつける不思議な魅力があります。

よく言われる「ストーンパワー」とか僕はあんまり信じてはいませんが、古くから言われている「石」の効果

ヒーリングパワーというものも全くのデタラメというわけではなさそうです。

ようは信じているか否かだと思うのですが、美しい宝石を見て「きれいだな」と思うのはやはり石の持つパワー

の一つなんではないでしょうか?


さてその石についてなんですが、様々な加工、研磨を施されお客様が身に着ける状態になるのですが、

その石の持つ魅力を最大限引き出す工程は仕上げとなる「石留め」にかかっていると言えるのではないでしょうか。

どんなに美しく研磨された高価な宝石も留め方一つで台無しになってしまいます。

その石に合った「留め方」、「見せ方」がデザインの重要なポイントになるのは言うまでもありませんが、

石の性質や特性を無視してデザイン重視の方法をとれば、折角の宝石が欠けてしまったり、割れてしまう
こともあります。

ダイヤモンドのような硬い石でさえ割れることがあるので、硬度の低い石ではなおさら慎重に留める方法を

吟味しなくてはいけません。

上の写真では「覆輪」という薄い枠を造ってそこに石を固定する「覆輪留め」といわれる方法を使っています。




この写真ではまだ留める前の状態。

石の周りにある枠が解ると思いますが、この枠を石に合わせて倒しこんでいくことで石を固定するのです。

「タガネ」という石留め用の工具で

覆輪を伏せこんでいくのですが、留める石の大きさ=覆輪の形状によって様々なタガネを使い分けること

も重要です。

小さな金槌で慎重にコンコン
打ち込んで覆輪を倒しますが、石に当たらないように&曲がらないようにゆっくり中央に寄せるように
留めて行きます。

石留めに必要な工具として上写真の「だるま」(と僕は呼んでいるんですが、正式な名前がわかりません)
がリングを固定するのに非常に便利です。

ヤニ台という固定道具もありますが僕は使ったことありません・・・・

たたき方のコツとしては初めはタガネの角度を寝かせ気味にうち、じょじょに起こしていくようにすると上手に
寄せることが出来ると思います。


この「覆輪留め」以外にも様々なとめ方があり、難しいものではそれ専門の職人がおられるほど、奥の深い
技術を必要とする物です。

覆輪留めの場合何より肝心なのが、その「覆輪」自体の形状では無いでしょうか?


そこでいよいよ本日のテーマ「ワックスによる覆輪制作」に入りたいと思います。

これは前回のベース制作時に
切り落とされた破片ですが、こんな破片も立派なWAXですので、捨てるのはもったいない。

何かの時に使えるので捨てずに取っておきます。

今回の使いたい石「アメシスト」は形状が大振りですので、こちらの破片を使用しようと思います。
石の厚みよりも少しだけ肉厚の
破片に使用する石の形状と同じケガキ線を入れます。

あくまで目安の線ですが、キッチリと書き入れたい場合はスキャナーで取り込んで印刷した紙を

ワックスに貼ると良いでしょう。      ビヴァ文明。


そのケガキ線を消さないように注意
しながらリューターで彫り落としていきます。

貫通するまで削るのですが、石が座る「座」と呼ばれる部分をしっかり造っておかないと後で石が

ぴったりと収まらず留める際に難しくなってしまうので、ここではまだ貫通はさせません。

注意する点としては、リューターの回転速度を落とし、ゆっくり削ることと、回転方向によっては先端が
持って行かれることがあるので気をつけることぐらいかな?

回転速度はあまり速いとワックス自体が摩擦熱で溶けてしまうから、あまり早くないほうが良いと思います。

マイナスドライバーを使い、深さを
整えながら形を修正していきます。

このときに使うドライバーの幅を貫通させる幅のケガキ線として使います。なので、ドライバーの幅も様々な種類があったほうが良いと思います。



石を枠に合わせながら慎重に作業を進めます。

たまに変顔の練習をはさみながらやると、リラックスできるばかりではなく、飲み会などひょんな時に
役立ちます。

ワックスについた削りカスなどを取りながら作業するのですが、「ふーふー」言いながら息で飛ばすと
酸欠でクラクラするので、歯ブラシ(システマやわらかめ)が便利です。


大体の形が整ってきましたら貫通するまで掘り進めて中を綺麗にしていき、

余分な外側を切り落とします。

その前にケガクのを忘れずに。

必要な厚みの目安としては0.5ミリくらいかな?(あとでヤスリながらさらに薄くします)
切り終わったら覆輪の外側を丁寧に
やすって仕上げていきます。

覆輪の完成図


この覆輪をリング本体とくっつける作業は次回また詳しく説明します。


随分長く書いたので、膀胱炎になりそうです。

解り難い文章になり、申し訳ありませんがまた次回お付き合いください。

では!!


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コメント(2)

ボリューミー過ぎます(笑)
持病の頻尿が悪化しました(笑)

ここまで詳しくやっていただき受講者はみんな号泣してると思います!

そうか・・歯ブラシは酸欠を防止すると・・(笑)

今まで歯科用ワックスのみでしたがこの講座を参考にしながら
モデリングワックス(?)にも挑戦です!

あと変顔にも挑戦です(笑)

やたさん


僕は痔が悪化しました。

イボもここまで出てくるとそのうち話出しそうです。

汚い話ですみません・・・・


次回もボリューミーな予定ですのでお付き合い宜しく!

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